田中将大の成績や年俸は?巨人で200勝となるか?2025年シーズンに注目!

2025年

田中将大の新天地・巨人での挑戦

2025年、プロ野球セ・リーグの読売ジャイアンツで、田中将大投手の復活が注目を集めています。

楽天から自由契約を経て2024年オフに巨人へ電撃移籍し、2025年シーズンで先発ローテーションに復帰した田中選手。

かつて「マー君」としてNPBとMLBを席巻したエースは、36歳の今、どこまで輝きを取り戻せるのでしょうか?

田中選手の最近の登板やファンの反応を振り返り、その挑戦の意義を考えてみます。

田中将大の軌跡の振り返り-楽天のエースから巨人へ

田中将大選手は、2007年に東北楽天ゴールデンイーグルスに入団し、1年目から11勝を挙げる活躍を見せ、2013年には24勝0敗という歴史的な成績で、楽天初のリーグ優勝と日本一に貢献。

2014年からニューヨーク・ヤンキースで7年間プレーし、日米通算197勝を積み重ねました。

しかし、2021年の楽天復帰後は右肘の故障に悩まされ、2024年は1軍登板1試合(0勝1敗、防御率7.20)に終わり、プロ18年目で初の未勝利という苦しいシーズンでした。

2024年オフに楽天から大幅減俸を提示され、自由契約を選択。

移籍先が注目される中、巨人が獲得に名乗りを上げ、12月24日に契約合意が発表されました。(推定年俸は1億5000万円)

巨人への移籍は、菅野智之投手のMLB移籍に伴う先発陣の補強ニーズと、阿部慎之助監督の「経験豊富なリーダー」への期待が背景にあります。

田中選手自身も、「まだ投げられることを証明したい」と新天地での再起を誓っています。

2025年シーズンの復帰と巨人での初勝利

2025年シーズン、田中選手は巨人の先発ローテーションに復帰。

4月3日の中日戦(バンテリンドーム)で移籍後初登板を迎え、5回5安打1失点、96球の粘投で586日ぶりの勝利を挙げました。

この白星で日米通算198勝とし、200勝まであと2勝に迫っています。

試合後、田中選手は「内容は手放しで喜べるものではないが、勝ち星がついたことは前向きになれる」とコメント。

ファンからの祝福メッセージに「こんなに連絡が来るとは」と驚きつつ、感謝を口にしました。

しかし、4月上旬の登板では、制球は安定しているものの、球速は最速145km/h前後にとどまり、全盛期の150km/h近いストレートのキレはまだ戻っていません。

その後、5月1日の広島戦では3回被安打8で3失点で降板となり、チームが延長で逆転勝利収めたため、負けは付かなったものの、悔しい結果となりました。この日の登板で1勝1敗防御率は9.00となっています。

「マー君の投球術は健在」と称賛する声がある一方、「ストレートの勢いが物足りない」という声もあります。

野球ファンとして、田中選手が一歩ずつ調子を上げていく姿に期待が高まります。

復活への鍵は技術とメンタルの進化

田中選手の復活には、技術面とメンタル面の両方が重要です。

NPB全盛期の田中選手は、鋭いストレートとスプリットで打者を圧倒。

MLBでも7年間で78勝を挙げ、投球術を磨きました。

しかし、2023年の右肘クリーニング手術後、球速やスタミナに課題が残ります。

それでも、2025年の登板では、変化球の精度や打者との駆け引きで勝負する「クレバーな投球」が光っています。

たとえば、4月3日の中日戦では、ランナーを背負いながら要所を締める投球を見せ、5回1失点で試合を作りました。

巨人OBの宮本和知氏は「ストレートをもっと投げ込む必要がある」と指摘する一方、山本昌氏は「経験を活かした投球はさすが」と評価。

「スプリットの落差はまだ通用する」との声が上がり、変化球のキレに期待が集まっています。

メンタル面では、田中選手の「不屈の精神」が鍵です。

楽天退団時の厳しい交渉や、2024年の未勝利という逆境を乗り越え、「まだやれる」と巨人移籍を決断。

幼なじみの坂本勇人選手との再共演もモチベーションに繋がっているようです。36歳のベテランが挑戦を続ける姿は、どの球団を応援していても心を動かされます。

200勝への期待と復活

ファンの間では、田中選手の巨人移籍と復活への期待で賑わっています。

「マー君が東京ドームで200勝を達成する瞬間を見たい」との声や、「坂本とのバッテリー再結成が楽しみ」との投稿が目立ちます。

また、楽天アンバサダーの元チームメイトの銀次さんは、「僕は応援します」と200勝達成へのエールを送りました。

一方で、厳しい意見も・・・

「2024年の1登板を見ると、全盛期のマー君は難しい」との声や、「若手投手にチャンスを」とローテーション枠を心配するファンもいます。

ある大物OBは、「巨人の獲得はレジェンドへの敬意」としつつ、「何勝も期待するのは酷」とコメント。

野球全体の視点から見ると、田中選手の挑戦は、結果以上に「物語」としてファンを惹きつけていると感じます。

巨人のチーム状況と田中の役割

2025年の巨人は、菅野智之投手のMLB移籍や中田翔選手のオプトアウトなど、主力の流出が課題です。

新加入のライデル・マルティネス投手や甲斐拓也選手ら大型補強を背景に、セ・リーグ連覇と日本一奪還を目指しています。

田中選手は、先発ローテーションの柱としてだけでなく、戸郷翔征投手ら若手への精神的支柱としての役割も期待されます。

阿部監督は、「田中の実績は若い投手に良い影響を与える」と獲得の意図を語りました。

田中選手自身も、坂本選手との少年時代からの絆を胸に、「チームのために何でもする」と意気込みを語っており、田中選手が巨人の投手陣を牽引し、チームの巻き返しに貢献する姿に期待したいです。

200勝と野球への情熱

田中選手の最大の目標は、日米通算200勝です。

2025年4月時点で198勝に到達し、残り2勝となりました。

NPBとMLBで200勝を達成した選手は少なく、歴史的な偉業です。一部のファンからは「東京ドームで200勝の胴上げを見たい」と熱い声が上がっています。

しかし、田中選手の挑戦は数字だけではありません。

2011年の東日本大震災で「がんばろう東北」を掲げ、楽天を初の日本一に導いた精神は、巨人でも変わりません。

また、ももいろクローバーZの応援歌アルバム『田中将大』に象徴される、ファンとの絆も彼の原動力です。

野球ファンとして、田中選手の復活は、勝敗を超えて勇気と感動を与えてくれる物語だと感じます。

気になる田中将大の次のマウンドは?

2025年シーズン、田中選手の復活は、故障なく登板を重ねられるかにかかっています。

4月17日のDeNA戦(東京ドーム)や5月1日の広島戦(東京ドーム)では思ったような投球ができず、その後は2軍へ調整となっているのが現状です。

次回登板として交流戦明けの6月末のDeNA戦などになると予想しています。

おそらくシーズン通して登板さえできれば200勝達成は現実的ですが、そもそも登板させてもらえるのか、球速やスタミナの回復が課題として残るでしょう。

巨人の投手コーチ陣の指導力も、復活の鍵となります。

田中選手の200勝達成を心から願っていますし、013年の24勝0敗のような奇跡は難しくても、1試合1試合でファンを魅了する投球を見せてほしいです。

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