
交流戦前は、広島、阪神に遅れをとりセ・リーグ3位の位置にいた。均衡状態が続いたものの、交流戦で11勝5敗と巻き返し、気がつけばリーグ首位を独走している状態だ。今年は、球団創設80周年という節目を迎えた巨人にとって、リーグ3連覇と日本一奪還をしなければならない。実際に、独走状態が続いている現在は、このまま優勝と安心しているファンも多いだろう。しかし、チームの現状はそれほど甘いものではない。
原巨人崩壊寸前の理由は阿部慎之介の不調!?
一番危機感を抱いているのは原監督である。今年は開幕戦から現在まで投打が一度も噛み合っていない。原監督の名采配でなんとかここまで凌いでは来たものの、首位キープが容易ではないことを原監督も思っているはず。最も巨人首脳陣が頭を悩ませているのは、チームの大黒柱・阿部慎之介(35)の不調がチーム内に響いているのだろう。
今季、阿部は開幕戦直前に首に痛みを覚えチームを離脱していた。検査の結果、詳しい病状は明かされていないがかなり深刻な病気を患っているとの噂だ。なんでも、”神の手を持つ”という医師に痛み止めの処方をしてもらっているそうだが病状が良くなっていることはないという。”交通事故を揉み消したのでは”という疑惑が浮上するほど真相が明かされていないのです。もちろん、交通事故を隠蔽をすることなど不可能なのだが、それほど悪い状態だということが分かる。開幕から今までよりも著しく打撃不振になっているのは首痛が原因。
首から脊髄にかけて痛みが走るので、どうしてもスイングするとき身体の開きが早くなってしまう。昨年までは、投手にとって阿部にインコースを投げるのが怖いくらいだったが最近はバンバンインコースを突いてくるようになった。
阿部の盗塁阻止率も急降下!?
原監督自らも「うちは慎之介のチーム」と公言しているように、阿部慎之介中心のチームなのだ。2012年には日本一の原動力ともなった働きぶりで首位打者、打点王、MVPも獲得。その阿部が現在は打率.230前後と低迷。
また、首痛の影響は守備面にも出てきている。今年の巨人はワイルドピッチが増えた。昨年は39個に対し、今年はすでに19個と急増している。基本的に投手が悪いのだが、打球が逸れてもキャッチャーがしっかりと体でボールを抑えればワイルドピッチにはならない。ワイルドピッチの場面が増えてきた。また、盗塁阻止率も昨年はリーグ2位の.368という強肩だったが、今年は.229と5位に落ちている。相手チームは走り放題だろう。
阿部は選手生命の危機。引退宣言も近々あるかもしれない現状
身体の負担を軽くするために、以前はファーストを守っている場面も見られた。
阿部自身、キャッチャーというポジションに強いこだわりを持っていて簡単にその座は譲らないだろう。原監督もあと2年はキャッチャーで使い、3年後はファーストにという構想を描いてはいる。しかし、このままキャッチャーで試合に出続ければ病状は悪化し選手生命を絶たれかねない。阿部の後釜として新人の小林誠司(25)も逸材だが阿部の代わりとは程遠い。巨人はこれからどのように阿部を使うのか?はたまた阿部は引退してしまうのか?
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