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横浜DeNAのどすこいこと山口俊が復活にはワケがあった!?CS進出へのキーマン

横浜DeNAのどすこいこと山口俊が復活にはワケがあった!?CS進出へのキーマン

今季、先発転向をして3連勝中の山口俊の復活は誰もが予想しなかったことだ。山口が先発に加わることによって先発ローテーションが組みやすくなった。最年少100S達成から転落、復活した山口俊の活躍はこれからだ。

どすこいこと山口俊復活の理由は先発転向の決意と精神の確立

現在26歳の山口俊。26歳というだけでも驚くことだが、彼がなぜ先発転向をして成功したのか?この成功を誰よりも早く予想していた人物がいた。それは前監督の尾花高夫だ。なんと尾花は4年前から先発転向で成功することを予想していた。尾花高夫が監督就任直後から「山口俊は20勝可能。」と話していたという。理由は、「先発はタフでなければならない。山口は心身共に強いし、何よりたまに力がある」と語っていた。しかし、2010年のチーム内状況は先発転向を許さなかったので実現しなかったのだろう。


ここ最近、抑えの山口を見ていると走者を背負った場合必ずと言っていいほど四球を出す。抑えという仕事に自信を失っていた。しかし、なぜ尾花前監督は先発転向などと言ったのか。それは、抑えにある”恐怖”がなくなるからである。山口はストレート、スライダー、フォーク、カーブ、シュート、スプリットと多彩な球種をもっているが抑えの時はストレートとスライダーが中心だ。

それは、抑えという緊張感のあるマウンドの中でカーブやシュートを使うと1発が出やすいため今まで封印をしていたという。そんな多彩な球種を持っているのに先発転向しないなんてもったいないと尾花前監督も中畑監督も思ったのだろう。あのストレートに多彩な球種が混ざったら打つことが難しくなる。現に、先発3試合とも2失点以内に占めているのも事実。またピンチを背負っても三振を取れるという気持ちで望んでいるのもいい兆しだ。抑えの短いマウンドよりも調整のしやすい先発で活躍することは当然なのだ。

また、強固な精神を確立させたのも復活の理由だろう。抑えで思うような結果を残せていなかった2シーズンはファンによる野次で円形脱毛症になるほど病んでいた。そうなれば登板すればするほど泥沼にはまっていくだろう。しかし、先発転向という新しいチャンスで自信のある変化球を使えることから精神が強固になったのでないかと思う。

変化球のキレがわかる動画

これだけ変化の大きい球と153キロを超えるストレートがあると球をしぼるのも難しいだろう。今年のCS進出のキーマンとして躍進していってほしい。

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