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プロ野球助っ人外国人の活躍・最強優良一覧・キューバ・セパリーグ編2015

プロ野球助っ人外国人の活躍・最強優良一覧・キューバ・セパリーグ編2015

プロ野球の戦力補強でひとつの鍵となるのが外国人選手の獲得ではないでしょうか。優勝争いに加わるチームには、たいていの場合、大活躍する外国人選手がいるものです。

セ・リーグ編

今シーズンもセリーグでは、新たに来日した阪神のゴメス選手が四番をまかされ、勝負づよい打撃でチームの日本シリーズ進出に貢献しました。
また日本でのプレーも板についてきたマートン選手も、打線の中軸として存在感を見せています。

さらには懸案だった抑えも、韓国から獲得した呉昇桓投手が、アメリカに移籍した藤川投手の穴を埋める活躍ぶりでした。また最後まで優勝争いに加わった広島でも、来日3年目となるエルドレット選手がホームラン王を獲得。

投手陣でも先発のバリントン、抑えのミコライオ投手がまずまずの活躍を見せました。

パ・リーグ編

パリーグでは日本一に輝いたソフトバンクに四番として迎えられた、韓国のイ・デホ選手が、安定した成績で打線の軸となりました。また近年の優勝チームを見ても、楽天の初優勝時には、メジャー暦が長いジョーンズ、マギーの両選手が打線の中軸となっています。

とはいえ、外国人選手の獲得はそれほど簡単ではありません

メジャーリーグでは当然のことながらメジャー昇格がマイナー選手の目標

アメリカでプレーする選手のほとんどが、メジャーリーグでのプレーを目標としています。来日すれば、そのチャンスが途絶えてしまうからです。そのため日本の各チームも、アメリカに専門のスカウトを置いています。マイナーリーグで目立った活躍をしている選手は、日本の各球団の争奪戦となることも珍しくありません。

近年の日本の動き

そこで最近ではアメリカだけでなく、韓国や台湾から選手を補強することも増えています。阪神の呉投手やソフトバンクのイ・デホ選手がその一例ですが、かつては中日で活躍した宣銅烈投手や李鍾範内野手もそうでした。

また、中日からアメリカにわたって活躍しているチェン投手、かつて抑えとして活躍した郭投手も台湾の出身です。それだけでなく、韓国や台湾出身の数々の名選手が日本でプレーしてきました。

2015年はキューバ選手争奪戦!

今後、外国人選手の新たな補強先として注目されそうなのがキューバではないでしょうか。かつては中日でプレーしたリナレス選手など一部しかいませんでした。今シーズンはキューバが野球選手の来日を後押ししたため、いっきにプレーする選手が増えました。いずれもキューバ代表の中心として活躍してきた選手ばかりでした。

横浜にはグリエル選手、巨人にはゼペタ選手、ロッテにはデスパイネ選手がそれぞれ加入しました。とはいうものの、すべての選手が日本の野球に順応できたわけではありませんでしたが、実力の片鱗はみせてくれたといえるでしょう。

これからも、日本の各球団がキューバとのパイプを保っていけるかが選手獲得の鍵となるのではないでしょうか。

このように外国人選手は、シーズンが開幕するまで、なかなかその実力を図り知ることはできないのが現状です。どれほど実績のある選手でも、日本の野球に順応できるかどうかは分かりません。

こうした事情から、日本の他球団でプレーしてきた外国人選手を補強するケースも最近は増えています。今シーズンも広島と契約を更新しなかったバリントン、ミコライオ、キラの各選手が日本の他球団に移籍しそうな状況です。

チーム事情から契約を更新されなかったとはいえ、日本の野球に十分慣れていることが、他球団にとっても魅力にうつるのではないでしょうか。

かつても近鉄や巨人で活躍したローズ、阪神やヤクルトでプレーしたオマリー、西武とソフトバンクで主軸となったカブレラら、数球団をわたり歩いた外国人選手も珍しくありません。

来シーズンは外国人選手がどのような活躍を見せるのかも、プロ野球のひとつの見所となりそうです。

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